外貨建て運用
個人年金保険は資産形成型の生命保険ですが、予定利率が低いときは、将来の年金原資の増加率も低くなります。そこで注目したいのが外貨ベースで運用できる個人年金保険です。外貨建て個人年金保険は、外貨ベースの年金原資がいくらになるのかが決まっている定額年金保険であり、一時払型の個人年金保険です。加入にあたっては外貨専用の通帳を作成したうえで、円で払い込んだ保険料を米ドル、ユーロ、豪ドルなどの外貨に換金します。
保険料の据置期間は5年か10年というものが多く、10年以上据え置けるものも少なくありません。外貨建て個人年金保険は据置期間が長いほど高い利率が適用されます。途中解約すると元本割れする可能性がありますので、使う予定がない余裕資金ではじめてください。
また一時より、外貨の金利も下がってきましたし、経済情勢の変化が激しいと、少し前まで金利が高かった通貨も急に下がっている場合があります。外貨建て個人年金保険に興味がある方は、各国の政策金利の動きにも関心を持つようにすると良いでしょう。
死亡・高度障害での保険金は、既払い保険料か基本給付金額、解約返戻金額のうち、いちばん大きい金額が支給されますので外貨ベースで元本を割ることはありません。年金原資は円建ての個人年金保険と同様に確定年金や終身年金で受取ることになりますが一時金として受取ることも可能です。
また外貨建て個人年金保険は、契約時諸費用として一時払保険料の5%前後が、保険料から差引かれ、外貨への換金時と円転時に為替手数料がかかります。外貨建て個人年金は、運用利率が高いですが手数料もかさみますので、その点は注意してください。
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